ゴムボートのフロア種類とは?初心者にオススメなのはコレ!

役立つ情報

どうもコウタです(^^)
今回はゴムボートのフロアについて、初心者の方やゴムボートに興味のある方に向けて私がオススメするフロア種類を紹介します。

経験者だからこそ分かる点や失敗談も交えながら解説していきます。
ご興味のある方は是非ご覧ください。

ゴムボートのフロアとは

ゴムボートの底部分(船底)のことを総称して「フロア」と呼びます。
フロアにはいくつか種類があり目的や使用方法に応じて最適なものが異なるため、特徴をよく理解しておく必要があるでしょう。
代表的なフロアについて、それぞれ紹介していきます。

エアフロア

アキレスHPより

エアフロアはゴムボートの中で最も多いフロアタイプです。
ゴムボート本体と同じ様に空気を注入して膨らますため、コンパクトに折りたたむことができ軽量で持ち運びがし易いというメリットがあります。

その一方で、剛性が低く走破性がやや劣るというデメリットもあります。
また、扱い方によっては当然パンクするという懸念もあるでしょう。

ロールアップフロア

アキレスHPより

ロールアップフロアは比較的エントリー向けのゴムボートに採用されていることが多いフロアタイプです。
複数の板が船底に敷かれていて、ボートを折りたたむときに転がす様にしてそのままコンパクトに畳むことができます。
簡単な構造で準備や片付けの時間を短くできるというメリットがあります。

その一方で、船底の形状がフラットになるため、波を切り分けて進むことができず走破性が劣るというデメリットがあります。

ウッドフロア

アキレスHPより

ウッドフロアは船底全体に木の板が敷き詰められているフロアタイプです。
分割式の複数の板で船底全体を覆うため、剛性が高く安定感があるというメリットがあります。

その一方で、ボート全体の重量が上がるため、準備や片付け、運搬時などに体力的にしんどいというデメリットがあります。

アルミフロア

アルミフロアは大きめのゴムボートやハイグレードモデルに採用されていることが多いフロアタイプです。
基本的な特徴はウッドフロアの上位版と考えて良いでしょう。

初心者の方が最初の一台に選ぶゴムボートとしては、少し考えにくいフロアタイプです。

オススメのフロア種類

ズバリ、初心者の方にオススメするフロアは「ロールアップタイプ」です。
ゴムボートの取り扱い方や特性に慣れていないであろう初心者の方には、なるべくシンプルな構造で手間の少ないものが良いだろうと考えています。

ゴムボート初心者の方にとって、準備や片付け時の手間は相当なもので、これが苦痛となりせっかく買ったゴムボートが疎遠になる事もよくあります。
シンプルで手軽なロールアップ式であれば、初心者の方にとっても末長く楽しむ事ができるでしょう。

また、ロールアップフロアはエントリークラスのゴムボートに採用されていることが多いため、比較的コストが抑えられる点もオススメできる点です。

オススメのゴムボートはコレ

上で紹介した様に、初心者の方にはロールアップフロアがオススメです。
実際にロールアップフロアを採用しているゴムボートの中でも、特にオススメなのはアキレスのLFシリーズです。

LFシリーズのロールアップ式には、「LF-260RU」と「LF-297RU」の2台あります。
数字の部分はボート全長(cm)を表しているため、単純に大きさが違う2台ということになります。
1人乗り釣行がメインなら「LF-260RU」を、2〜3人乗り釣行もするのであれば「LF-297RU」が良いでしょう。
私もLF-260RUを愛用しています。

止めておいた方が良いフロア種類

初心者の方にオススメしにくいフロアは「エアフロア」です。
理由は単純にパンクするからです。

まだゴムボートそのものに慣れていない方は、船内に砂を持ち込んだり釣れた魚が暴れてフロアを傷つける可能性が高いため、パンクするエアフロアはオススメしにくいです。
もちろん、エアフロアであっても保護シートや底板を設置する事でエアフロアを守ることも可能であるため、一概にエアフロアがダメというわけではありません。

クルージングなどが目的の場合はむしろエアフロアの方が快適性が高いでしょう。
しかし、釣りが目的の場合はエアフロアではなくロールアップフロアやウッドフロアの方がガシガシ使える安心感があります。

私が最初に乗ったゴムボートもエアフロアタイプでしたが、気付いたらどこかパンクしている…という感じで、定期的に修理作業に行っていました。
(もちろん私の扱い方が下手くそなのもありますが…)

初心者の方には、なるべくパンクリスクの低いフロアタイプがいいと思います。

使い方にマッチしたフロアでゴムボートを楽しもう

ゴムボートのフロアには幾つか種類があり、それぞれ特徴が異なります。
釣りが目的の場合は、余計な心配なくガシガシ使えるフロアタイプが良いでしょう。

ロールアップフロアであれば、準備や片付けも楽ちんでパンクリスクもなくコストも抑えられるため、初心者の方でも安心して使用することができます。
是非とも使い方にマッチしたフロアタイプを選択して、ゴムボートを楽しんでみてください。