今回は、2026年9月に発売されたシヤチハタの**「イレグイマーカー フレーバータイプ」**を、実際にゴムボートで使ってみました!
ルアーにペンで塗るだけで「匂い」を追加でき、種類によってはケイムラ加工もできるというアイテム。
塗装がボロボロになったメタルジグや、オモリ、アシストラインやフックなど塗れるもの全てに試しながら釣りを満喫🎣
結果から言うと、この日はアタリがかなり多く、カサゴやハタ類などが次々にヒット!
ただし、本当にマーカーのおかげで釣れたのかは、また別の話です。そのあたりも含めて率直に紹介していきます。
イレグイマーカー「フレーバータイプ」とは?

イレグイマーカーは、釣り具の色やアピールを手軽に変えられるシヤチハタのマーカーです。
従来品は、ルアーの塗装が剥がれた部分を塗り直したり、カラーを付け足したりする使い方が中心でした。
新しいフレーバータイプの大きな違いは、匂いを付けられること!
ルアーの見た目を大きく変えずに、匂いだけを追加したり、ケイムラによるアピールを加えたりできます。
油性インキで耐水性・速乾性があり、曲面も塗りやすい筆ペンタイプ。釣り場でサッと使いやすいのが魅力です。
匂い3種類×カラー3種類の全9ラインナップ
匂いはエビ・ガーリック・サーディンの3種類。
それぞれに以下の3つのカラーがあるので、組み合わせは全部で9種類です。
- クリア: 元の見た目をほぼ変えず、匂いを追加するタイプ。ケイムラ発光はありません。
- ケイムラクリア: 匂いに加えて、紫外線に反応するケイムラのアピールを追加できます。
- ケイムラクリアグリーン: 匂いに加えて、グリーン系のケイムラによるアピールを追加できます。
今回の動画では、これらをメタルジグや仕掛けに塗り分けながら釣りをしてみました。
3種類の匂いを実際に嗅いでみた

まずは釣り仲間のすけ君と、3種類の匂いをチェック。
これがなかなか個性的でした(笑)。
エビ:釣り人にはおなじみの匂い
エビは、いわゆるアミエビや撒き餌に近い、釣り具屋でよく嗅ぐ感じの匂い。
僕自身、釣具店でも働いているので、かなり馴染みがあります。
3種類の中でも何の匂いなのか分かりやすい印象でした。
ガーリック:とにかく強烈!
ガーリックは、その名の通りニンニク系。
今回嗅いだ中では一番パンチが強いと感じました。
匂いの存在感を重視するなら、まず気になるのはこのタイプかもしれません。
サーディン:小魚系の独特な匂い
サーディンはイワシなどの小魚をイメージした匂い。
最初はすけ君と「納豆みたい?」なんて話も出ましたが、嗅いでいると魚の缶詰っぽさも感じます。
エビほど一瞬で分かる匂いではないものの、こちらも面白い仕上がりでした。
ただ、人間が感じる匂いの強さと、魚に効くかどうかは別。実際の釣りではどうなるでしょうか。
使い方は簡単。ボロボロのメタルジグに塗ってみる

まず用意したのは、使い込んで塗装がかなり剥がれたメタルジグ。
そこにエビのケイムラクリアを塗ってみました。
クリア系なので、塗った途端にルアーの色が激変するわけではありません。
それでも匂いはしっかり感じますし、ケイムラタイプなら紫外線に反応するアピールも加えられます。
塗り方によってムラができることもありますが、今回はそれもひとつの変化としてそのまま実釣へ。
途中ではジグの片面やブレード部分に別のフレーバーを塗り分けるなど、いろいろ試してみました。
従来の色付きイレグイマーカーとの重ね塗りはNG
ここは購入前に知っておきたい注意点です。
従来の色付きイレグイマーカーで着色した上に、フレーバータイプを重ねて塗ることはできません。
「先に好きな色に塗って、最後に匂いを足す」という使い方は避けましょう。
僕なら、従来品は剥がれた塗装の補修や色の追加、フレーバータイプは匂いやケイムラをプラスしたいとき、という使い分けにします。
なお、塗る前には対象箇所の汚れ・水分・油分を拭き取るのが基本。
匂いは時間とともに弱くなるので、必要に応じて塗り直す商品です。
いざ実釣! 浅場の根魚から次々と反応が

この日は砂地を交えた浅場で根魚狙い。
水深3〜4mほどのエリアから、さらに岸寄りの2.5m前後の場所まで探っていきました。
ところが、序盤からすけ君が良型のカサゴをキャッチ!
しかも、かなりいいサイズ。
「まだ釣るなよ! マーカーを塗った僕だけが釣れたら、動画として一番きれいなのに!」
なんて冗談を言っていましたが(笑)、これが今回の検証で大事なところ。
マーカーを塗っていない側も普通に魚を釣っていたんです。
その後は僕も、エビやサーディン、ケイムラクリアグリーンなどを使いながら釣りを続けます。
すると、着底して誘うたびにコツコツとアタリが出る場面が増え、カサゴやアカハタなどの根魚がヒット。
すけ君とダブルヒットになる場面もあり、海の中はなかなかの高活性でした。
ジグだけじゃない! オモリやアシストラインにも塗ってみた

せっかくなので、途中からは実験の幅を広げてみます。
メタルジグだけでなく、オモリやアシストラインにもガーリック系のフレーバータイプを塗布。
ピンクやイエロー、ゼブラ模様の仕掛けなども交えながら、いろいろな組み合わせを試しました。
すると、小さな魚につつかれているような細かいアタリまで連発。
思わず「餌釣りみたいなアタリ」「これ、もう餌だな(笑)」と言ってしまうほどです。
エソやベラのような小魚も反応している様子で、良型の根魚だけを選んで掛けられるわけではありません。
それでも、コツコツしたアタリが続くのは単純に楽しいですね。
その後も良型のカサゴやハタ類が顔を出し、使い込んだジグで思わず「デカい!」と声が出るような良型のハタもヒットしました。
ボロボロのジグでも、まだまだ面白い釣りができます。
実際、イレグイマーカーを塗ると釣れるのか?

ここが一番気になるところだと思います。
この日は確かにアタリが非常に多く、いろいろな魚が釣れました。
小さな魚の反応も含めて、匂いやケイムラが魚へのアピールになっていた可能性は感じています。
ただし、今回の釣行では塗ったルアーと塗っていないルアーを同じ条件で何度も比較したわけではありません。
すけ君も良型を釣っていますし、そもそも魚の活性が高かった可能性もあります。
ですので、「これを塗ったから爆釣した」「塗れば必ず釣果が伸びる」とまでは言い切れません。
僕としては、魚が反応しない時間帯に、ルアーの見た目を大きく変えずに別のアピールを足せることが魅力だと感じました。
「今日はちょっと渋いな」というときに、ひとつ引き出しが増える感覚です。
どの種類がおすすめ? 僕ならこう選ぶ

今回使ってみた印象では、最初の1本は次のように選ぶと分かりやすいと思います。
- 迷ったら「エビ×ケイムラクリア」: 匂いが分かりやすく、ケイムラも追加できるので、今回のような実釣でまず試しやすい組み合わせ。
- 匂いの存在感を重視するなら「ガーリック」: 人間が嗅いだ印象では一番強烈。いつもと違うアピールを試したいときに。
- 小魚系の匂いが気になるなら「サーディン」: イワシをイメージした独特な匂いで、エビやガーリックとは違う選択肢に。
- 元のルアーの見た目を変えたくないなら「クリア」: ケイムラ発光は付けず、匂いだけをプラスできます。
これはあくまで今回使った僕の好みで、魚種や状況ごとにどれが最も釣れるかを比較できたわけではありません。
まとめ:釣れないときの「もうひと工夫」に面白い1本

今回のイレグイマーカー フレーバータイプは、実際に使ってみると思った以上に遊び方の広いアイテムでした。
塗装が剥がれたメタルジグに塗ってみたり、ブレードやオモリ、アシストラインに使ってみたり。
いつもの仕掛けにちょっと変化をつけられるのが楽しいですね。
魚の反応はかなり多かったものの、マーカー単体の効果を断定することはできません。
それでも、渋いときの引き出しとして、タックルボックスに1本入れておくのはアリだと思います。
最後は僕が根掛かりしてしまう、なんとも僕らしいオチまで付きましたが(笑)、今回も楽しい釣行でした!
気になる方は、ぜひエビ・ガーリック・サーディンの中から好みのフレーバーを試してみてください。
実際の釣行動画はこちら
マーカーを塗っている様子、すけ君とのやり取り、魚のアタリやファイトなどは動画で詳しく紹介しています。
