【アクアマリーナ】デラックスU250を開封|艤装・ドーリー取り付けから初出船までの全記録

役立つ情報

今回はアクアマリーナのゴムボート「デラックスU250」が届いたので、開封から艤装、そして実際の初出船までの流れを一通り記録してみました!

ゴムボートは届いてすぐ海に出られるイメージを持っている人も多いと思いますが、実際にはいくつかの準備や調整が必要です。

この記事では、実際にボートを開封してから海へ出て帰ってくるまでの流れを、リアルな体験ベースでまとめています。

これからゴムボートを購入しようと考えている方の参考になれば幸いです!


開封・付属品の確認

まずは箱を開封して中身を確認します。

今回届いたセット内容は以下の通りでした。

  • ボート本体
  • オール
  • 腰掛け板(シート)
  • エアフロア
  • キャリーバッグ
  • ハンドポンプ
  • リペアキット

基本的に、ボートとして必要な最低限の装備は一通り揃っています。

Amazonでの実売価格は現時点で約88,000円。
このサイズのインフレータブルボートとしては、かなり安い部類に入ると思います。

ボートのサイズは

  • 全長:250cm
  • 全幅:140cm

実際に広げて触ってみた第一印象としては、仕上がりはかなり良いと感じました。


高周波溶接の接合構造

アクアマリーナのボートは「高周波溶接」という接合方法を採用しています。

これは接着剤で貼り付けるのではなく、PVC素材同士を熱で溶かして一体化させる方法です。

そのため、

接着剤の劣化による剥がれが起きにくい

というメリットがあります。

ただし全てが高周波溶接というわけではありません。

例えば

  • オールの取り付け台座
  • トランサムボード

など、異素材が関係する部分については、通常の接着剤で取り付けられています。

つまり、場所によって接合方法を使い分けている構造になっています。この辺はアクアマリーナに限らず一般的なインフレータブルボートはそういう物だと理解ください!


空気入れ(ポンプ性能)

付属のハンドポンプで実際に空気を入れてみました。

このポンプはダブルアクションポンプになっていて、

  • 押す
  • 引く

両方の動作で空気が入る仕組みです。

そのため思ったより効率が良く、膨らませる作業は比較的スムーズでした。

空気を入れる箇所は

  • メインチューブ:3か所
  • エアフロア:1か所

合計4か所になります。

メインチューブはだいたい

約80ストローク程度で形になります。

ただし船首側だけ容量が多いので、
そこは120回程度ストロークしました。

ある程度ボートの形ができた段階で

  • 腰掛け板
  • エアフロア

を設置します。

完全にパンパンにしてしまうと後から入れるのが難しくなるので、
途中段階で入れるのがポイントです。

エアフロアは高圧(約1bar)なので、
ポンプをシングルアクションに切り替えると楽に入ります。

最後にメインチューブを規定圧0.25barまで仕上げて完成です。


重量とサイズ感

完成状態で持ち上げてみると、かなり軽いです。

ボート本体の重量は約25kg。

オールなどを含めても、大人一人で担いで移動できる重さでした。

この軽さはゴムボートとしてかなり大きなメリットです。

船内スペースについては、大人一人がギリギリ寝転べるくらいの広さ。

完全に一人釣り専用というサイズ感ですが、釣り用途としては十分だと思います。


船底構造(トンネル型)

このボートの特徴として、船底がトンネル構造になっています。

中央部分が少し持ち上がる形状になっていて、水の抵抗を減らす設計です。

この構造がどれくらいスピードに影響するのかは、実際に海で走らせて確認してみます。


ドーリー取り付けトラブル

次に純正ドーリーの取り付けを行いました。

ここで一つトラブルがありました。

取扱説明書では「6mmの穴を開ける」

と書いてあるのですが、実際に付属しているボルトはM8ボルトです。

つまり、8mm穴でないとボルトが通りません。

説明書通り6mmで穴を開けるとボルトが入らないので注意が必要です。

最終的には8mmドリルを買い直して、穴を開け直しました。


銘板との干渉問題

さらにもう一つ問題がありました。

ドーリーの取り付け位置と、トランサムボードの銘板位置が完全に被っています。

このままだと銘板の上に穴を開ける形になってしまいます。

今回は銘板のリベットをドリルで外して取り外しました。

その際にトランサムボードに少し傷が入ったので、防水接着剤で保護しています。

DIYで作業するとこういうことはよくありますね。


ドーリーボルトの長さ問題

付属ボルトは50mmでしたが、このボートでは長すぎて邪魔になります。

結果的にM8×35mmに変更しました。

約15mm短くするとちょうど良いサイズでした。


ドーリー脱着問題

このドーリーは海外仕様のため、基本的に取り外さない前提で作られています。

しかし日本では

  • 車載
  • 折りたたみ収納

が基本になるため、簡単に脱着できる必要があります。

今回は付属の蝶ナットに交換して脱着できるようにしました。

ただし蝶ナットも毎回回すのは少し面倒なので、将来的には折れピンなどに変更する予定です。


エアフロアと切り屑問題

穴あけ作業の際、大量の切り屑が出ました。

金属粉や木くずがボート生地に触れるのはあまり良くありません。

途中でエアフロアを外しましたが、最初から取り外して作業した方が良かったと思います。


出船準備

次に装備を取り付けます。

今回取り付けたのは

  • 船外機
  • ロッドホルダー
  • 魚探センサー

など。

フロントのロープは、濡れると邪魔になるので外しました。

これで出船準備は完了です。


初出船

いよいよ海へ。

まず感じたのは、やはり船内スペースはコンパクトということ。

クーラーボックスを中央に置くと、それだけでかなりスペースを使います。

ただ一人釣りなら、むしろちょうど良いサイズだと思います。

エアフロアのおかげで座る位置が高くなり、視界は少し良く感じました。


走行性能

この日の海況は

  • 風速:3〜5m/s
  • 波:ほぼ無し

この条件で走行テストを行いました。

結果としては

5〜6ノット

しっかりスピードが出ました。

普段乗っているアキレスLF-260RUよりも明らかに速い印象です。

トンネル構造の影響もあるのかもしれません。

ただしキールがないため、直進性はやや弱いです。

その代わり、小回りはかなり効きます。


釣り

ベイト反応は見つけましたが、今回は魚は釣れませんでした。

今日はボートテストが目的なので問題なしです。


安定性

ボートの上で立ったり体重を移動させたりしても、
かなり安定しています。

インフレータブルボートらしい安心感は十分にあります。


オール問題

付属オールはかなり長いです。

普通に漕ぐと体に当たってしまいます。

本来の取付椅子に座った状態では、まともに漕ぐのは難しいです。

体を前にずらすと何とか漕げます。

速度は約1.5ノットでした。

非常時の帰還手段としては十分な速度だと思います。


帰港

帰りにドーリーでボートを運搬しましたが、ドーリーの高さが低いため、エンジンのギアケースを地面に擦りました。

運搬時はチルトアップが必要です。


総合評価

ボート自体の完成度はかなり高いと感じました。

特に

  • 接着仕上げ
  • 軽さ
  • 走行スピード

このあたりは国産PVCボートと比べても遜色ありません。

気になった点としては

  • オールの長さ
  • ドーリー構造

この2つです。

とはいえボート自体はとても良い出来なので、今後は艤装を少しずつ調整しながら使い込んでいこうと思います。

次はこのボートでしっかり魚を釣って、入魂したいですね。

またリベンジします。