「ロッドホルダー付き収納BOX」を自作しよう!【2馬力ゴムボート】

役立つ情報

どうも、コウタです(^^)
今回のテーマは

「ロッドホルダー付き収納BOX」を自作しよう!

コレです。

2馬力ゴムボートの艤装には色々なやり方があり、ミニボートという限られた空間を有効活用するための工夫が必要不可欠ですよね。
この記事をご覧になられているあなたも、どのような艤装にすれば良いのかを考えているのではないでしょうか?

今回の記事では、2馬力ゴムボートの艤装として活用できる「ロッドホルダー付き収納BOX」の製作方法を紹介します。
実際に私が使用しているアイテムであり、メリットも多くありますのでぜひご参考にしてください。

「ロッドホルダー付き収納BOX」を自作しよう!

「ロッドホルダー付き収納ボックス」のメリットは以下の通りです。

  • ボートへの積載が簡単
  • 空間を有効活用できる
  • 製作自由度が高い

製作に必要な材料は以下の通りです。

  • 収穫コンテナ
  • 塩ビパイプ
  • 結束バンド

製作方法、積載方法は以下の通りです。

  • 塩ビパイプをカット
  • カットしたパイプの面取り
  • 収穫コンテナにカットした塩ビパイプを固定
  • 製作した「ロッドホルダー付き収納ボックス」をボートへ積む

また、実際に制作する上であると便利なアイテムは以下の通りです。

  • 塩ビニパイプ用カッター
  • パイプ用の面取りカッター

以下、それぞれ具体的に紹介します。

「ロッドホルダー付き収納ボックス」のメリット

まずは、今回紹介する「ロッドホルダー付き収納ボックス」のメリットについて紹介します。
市販のロッドホルダーと比べて何が良いのか、私の経験を基に紹介していきます。

ボートへの積載が簡単

今回紹介する「ロッドホルダー付き収納ボックス」は基本的にボートへ載せるだけです。
もちろん、ただ単に載せるだけでは倒れてしまう可能性があるため、どこかに引っかけたり、ボックス内へおもりを入れておく等の工夫は必要になりますが、基本持ってきたままポン付けでOKです。

市販のロッドホルダーは固定用のマウントにネジ留めしたりする必要があり、釣行の度にそれらの準備や片付けをすることに手間が掛かります。
持ってきたままの状態でポン付けするだけの「ロッドホルダー付き収納ボックス」であれば、準備や片付けの時間を短縮することができます。

空間を有効活用できる

2馬力ゴムボートの船内空間は決して広いとは言えません。
船内空間を有効的に活用することは、2馬力ゴムボートを楽しむ上で大切な項目です。
なるべく不要な艤装は無くして、必要なアイテムだけを積載する必要があります。

今回紹介するロッドホルダー付き収納ボックスであれば、「ロッドホルダー」「収納ボックス」を兼用することができます。
一つのアイテムで2つの機能を有するため、船内空間をより有効的に活用することができます。

製作自由度が高い

ロッドホルダーと言えば市販品も数多くあります。
一般的な市販品のホルダーは2連や3連のものが多いと思います。

今回紹介する「ロッドホルダー付き収納ボックス」であれば、何連にするかは自由に決めることができます。
私の場合は14連にしていますが、普通そんなになくても良いですね笑

制作に必要な材料

それでは先ず、制作に必要な材料、アイテムを一式用意しましょう。
必要となるアイテムを以下、紹介します。

収穫コンテナ

収穫コンテナはよく農園等で見かけるオレンジ色の箱です。
見覚えのある方も多いのではないでしょうか?

別に収穫コンテナでなくても、似たようなBOXであれば何でも良いのですが、収穫コンテナは箱の中でも安く入手できると思います。
ホームセンターへ行けば大体置いてあると思いますので、最寄りのホームセンターへ行ってみましょう。
私が使用しているサイズは535mm×370mm×高さ305mmのものです。
Amazonでも購入できます。
↓参考品↓

塩ビパイプ

塩ビパイプの呼び径(内径)は30mmもしくは40mmのものを使用します。
あなた自身のロッドやタモの大きさによって使用するパイプを選択しましょう。

私の感覚だと、一般的なライトジギング用のロッドであれば内径30mmのパイプでいいと思います。
ただし、強めのジギング用ロッドやキャスティング用ロッド、タモ等は内径40mmでなければ入らない場合もありますので、どのパイプを使用するのかは別途判断してください。

必要な長さはロッドホルダー数にもよりますが、合計で2〜3m分もあれば十分だと思います。
たくさんロッドホルダーを設けたい方は、その分必要な長さも増えるため、要確認です。

こちらのアイテムも収穫コンテナと同様に、ホームセンターへ行けば販売していると思いますので、確認してみましょう。

結束バンド

結束バンドはサイズや材質により種類が様々あります。
今回使用する結束バンドは、なるべく太めのもので強度のあるものが良いでしょう。

また、結束バンドは必ず屋外用の耐候性があるものを選ぶようにしてください。
結束バンドは色により使用用途が決まっており、白色が「屋内用」、黒色が「屋外用」であることが多いです。
(必ずしも色で決まっている訳ではありませんが…)

屋内用の結束バンドは、屋外で長時間使用すると劣化して断線してしまうリスクが高いため、購入するときはよく確認しておきましょう。
↓コウタの使用品↓

製作方法

ここからは具体的な製作方法を紹介します。
制作方法は以下の通りです。

塩ビパイプをカット

まずは、塩ビパイプを必要な長さにカットします。
収穫コンテナの高さが約300mmであるため、同じ位の長さにカットしましょう。
のこぎり等でもカットができますが、「塩ビパイプ用カッター」があると作業が捗ります。

塩ビパイプはDIYでの使用頻度も高いため専用カッターの購入をオススメします。
↓コウタの使用品↓

カットしたパイプの面取り

カットした塩ビパイプの角は尖っているため、そのまま使用するとあなたの大事なロッドを傷つけてしまう可能性があります。
そこで、塩ビパイプの角部を面取りしておくことで、ロッドに傷を付けるリスクを軽減することができます。

面取り前
面取り後

塩ビパイプの面取りするときは「パイプリーマ」を使えば簡単にできます。
↓コウタの使用品↓

収穫コンテナにカットした塩ビパイプを固定

次に、カットした塩ビパイプを収穫コンテナへ固定します。
固定するときは結束バンドを用いてパイプが動かないようにしっかりと固定します。
塩ビパイプ1本あたりにつき、3箇所くらいを固定すれば十分だと思います。

結束バンドの端をペンチなどで摘んで引っ張るとしっかり締めることができます。
余分な端部分は短くカットして邪魔にならないようにしましょう。

結束バンドの切れ端部分は鋭く尖っているため、ゴムボートに当てないように位置を調整しておきましょう。

必要な本数分のホルダーを固定できれば完成です。
収納BOXにもなるため、どのように使用するかはあなた次第です。
私はガソリン缶やパラシュートアンカー、小さめのタモ等を入れるのに使用しています。
準備や片付けの持ち運びも楽ちんです。

製作した「ロッドホルダー付き収納ボックス」をボートへ積む

最後に制作した「ロッドホルダー付き収納ボックス」をあなたのボートへ積んでみましょう。

ただ単に置くだけでは、ボートの揺れ等でボックスが倒れてしまう可能性があります。
そのため、ボートへ載せるときはどこかに固定するか、ボックス内へ重たい物を入れておくと安定します。

私の場合は、トランサムボードとクーラーボックスの間に挟み込むようにしてボックスを置いています。
また、船外機の固定ノブに潜らせるようにして固定することで安定させています。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は「ロッドホルダー付き収納ボックス」の製作方法について紹介しました。
製作に必要な材料は以下の通りでした。

  • 収穫コンテナ
  • 塩ビパイプ
  • 結束バンド

また、製作方法積載方法は以下の通りでした。

  • 塩ビパイプをカット
  • カットしたパイプの面取り
  • 収穫コンテナにカットした塩ビパイプを固定
  • 製作した「ロッドホルダー付き収納ボックス」をボートへ積む

ミニボートの艤装は様々なやり方があるため、アイデア次第で色々な艤装ができます。
今回紹介した内容が少しでも参考になれば幸いです。
それでは。